日国友の会



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フォークロア

読者カード 用例 2018年05月11日 公開

2018年03月14日 ねじり草さん投稿

用例:フォクロアの研究法とでも云ふべきものを御書き被下まじくや
『南方熊楠宛柳田國男書簡』 1964年 柳田國男
語釈:〔名〕(英 folklore)《フォクロア・フォルクロア》(1)民間伝承。民俗。

コメント:さかのぼります。大正3年4月10日 南方熊楠宛書簡(大正3年=1914)
ブランチは1と判断しましたが2が適切ですか?用例文としては472頁の「フォクロアの学問ほど人間味の豊かな学問は無いと思つてゐます」がいいのですが残念ながら大正11年です。

編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。ご投稿いただいた例文は「〜の研究法」とありますから、1の「民間伝承、民俗」と解釈できるのではないでしょうか。その1の研究法を極めるのが学問、すなわち民俗学と判断できるのではないかと思います。

著書・作品名:南方熊楠宛柳田國男書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1964年

著者・作者:柳田國男

掲載ページなど:422ページ〔『定本 柳田國男集 別巻第四「書簡」』、1964〕

発行元:筑摩書房