うっちゃる【打遣】
読者カード 用例 2018年05月14日 公開
用例: | 千葉に常はいきなり二本ざしで千葉が首をまいてうっちゃろうとしたが腰をおとしてより倒したのは見事だった。〈大正十年五月二十日〉 |
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『劉生日記』 1921年 岸田劉生 | |
語釈: | 〔他ラ五(四)〕(「うちやる(打遣)」の変化した語)(3)(相撲で)うっちゃり(1)をする。 |
コメント:さかのぼります。大正10年5月20日の日記です。(大正10年=1921)
編集部:2012年3月15日付けで、ぽんちさんに、時津風定次『相撲求道録』(1956)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、35年さかのぼることになります。
著書・作品名:劉生日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1921年
著者・作者:岸田劉生
掲載ページなど:112ページ〔『摘録 劉生日記』、1998〕
発行元:岩波書店