ちからしょうぎ【力将棋】
読者カード 用例 2018年05月23日 公開
用例: | 大山名人は持久戦を好み、本棋戦は初めてだが力将棋も得意とする。 |
---|---|
『将棋観戦記』 1955年 井伏鱒二 | |
語釈: | 〔名〕将棋で、双方が定跡にない形に持ちこんで激しく戦うこと。また、そういう戦いを得意とする棋風。手将棋。 |
コメント:用例が少ないようなので参考まで。解題の572頁に1955年『サンケイ夕刊』に連載、『在所言葉』(修道社1955)に収録、底本は同書とあります。
編集部:2013年2月11日付けで、土居市太郎『定跡講義 将棋秘法 駒落の巻』 (1924)からの例をご紹介いただいています。
著書・作品名:将棋観戦記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1955年
著者・作者:井伏鱒二
掲載ページなど:64ページ〔『井伏鱒二全集 第十八巻』、1998〕
発行元:筑摩書房