日国友の会



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ジャージー

読者カード 用例 2018年05月26日 公開

2018年03月22日 ねじり草さん投稿

用例:牡丹色のジャケツに黒のジャアジイのスカートをはいて
『泣虫小僧』 1934年 林芙美子
語釈:〔名〕(英 jersey)《ジャージ》(1)(イギリス海峡のジャージー島の漁夫用衣料に用いられていたことによる)メリヤス地の総称。毛、綿、絹、化繊などの糸を用いて編み、縮絨(しゅくじゅう)仕上げをほどこしたもの。軽く伸縮性がある。セーター、ドレス、スーツ、コートなど広く用いられる。また、この編み地に似せて織られた布地を呼ぶことがある。

コメント:さかのぼります。『林芙美子全集 第十六巻』文泉堂出版(1977)の296頁に1934年10月東京朝日新聞夕刊とあります。

編集部:第2版では、田宮虎彦『三界』(1948)からの例が早いのですが、さらに、14年さかのぼることになります。

著書・作品名:泣虫小僧

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年

著者・作者:林芙美子

掲載ページなど:42ページ〔林芙美子『泣虫小僧・魚介』、1953〕

発行元:新潮社