ドーラン
読者カード 用例 2018年05月26日 公開
用例: | 広い化粧部屋で、ドオランを塗つたりアイシャドウをつけたりしてゐるマネキン達の後から |
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『帯広まで』 1935年 林芙美子 | |
語釈: | 〔名〕(ドイツ Dohran ドイツ、ドーラン社の製品がよく知られたところから)舞台化粧や映画・テレビの撮影用に用いられる油性の顔料。 |
コメント:文例としてさかのぼります。『林芙美子全集 第十六巻』文泉堂出版(1977)の297頁に1935年7月文芸春秋とあります。
編集部:文例としては、第2版の北原武夫『魔に憑かれて』(1957)の例よりも22年さかのぼることになります。
著書・作品名:帯広まで
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年
著者・作者:林芙美子
掲載ページなど:97ページ〔林芙美子『泣虫小僧・魚介』、1953〕
発行元:新潮社