バイシャ
読者カード 用例 2019年12月03日 公開
用例: | 此と相併て政治の執権者にして武夫なるは刹帝利(クシャトリヤ)Kshatriyaとなりて第二位に位し、一般の人民は毘舎(ヴイシャ)Vaicya族とて第三位となれり、 |
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『印度宗教史』 1897年11月10日 姉崎正治 | |
語釈: | 〔名〕(サンスクリット Vaiṡya)《ベーシャ・ヴェーシャ》インドの四姓(カースト)のなかで第三の身分。農業・商業に従う庶民。バラモンの法典では農業・牧畜・商業に従うことが定められたが、七世紀までに商人に限られることになった。今日では商人カーストをさす。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、幸田露伴『プラクリチ』(1932)の例が添えられていますが、さらに、36年さかのぼります。
著書・作品名:印度宗教史
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1897年11月10日
著者・作者:姉崎正治
掲載ページなど:79ページ
発行元:金港堂書籍