日国友の会



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チャンダーラ

読者カード 項目 2019年12月03日 公開

2018年03月28日 古書人さん投稿

用例:首陁を父とし婆羅門の母に生れたる者は旃陁羅(チャンダーラ)Candalaと称し漁猟を業とたり、
『印度宗教史』 1897年11月10日 姉崎正治
語釈:〔名〕(サンスクリット Caṇḍāla)古代インドの賤民。センダラともいわれる。アーリア人は先住民を征服していく過程で,先住民の一部を賤民として扱ったが,チャンダーラはその語形からいって先住民の一集団から生れたと考えられ,それが賤民一般をさすようになった。彼らは四姓 (→カースト ) の外におかれ,宗教,職業,服装などの点できびしい差別を受けた。彼らに触れると穢れが生じるといわれ,アーリア人の居住する区域には住むことを許されず,町に入るときには木をたたいて彼らが近づくことを人々に示さねばならず,村の雑役,死体の処理や死刑の執行など不浄とされた仕事に従事した。(「ブリタニカ国際大百科事典」(デジタル版)より)

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:印度宗教史

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1897年11月10日

著者・作者:姉崎正治

掲載ページなど:81ページ

発行元:金港堂書籍