したざや【下鞘】
読者カード 用例 2019年12月07日 公開
用例: | 昨日の処にては新甫(しんほ)の発会も幾分歟下鞘(シタサヤ)に生るべき内景気なりしが |
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『雑報 ●諸株式の内景気(「中外商業新報」より)』 1890年3月1日 | |
語釈: | 〔名〕(2)取引市場で、ある銘柄の相場が他の同一業種のものより安いこと。また、定期売買にかけられた品物の一つの期月の相場が、他のより近い期月の相場より安いこと。中限(なかぎり)が当限(とうぎり)より安く、先限(さきぎり)が中限より安いこと。←→上鞘(うわざや)。〔取引所用語字彙(1917)〕 |
コメント:遡ります
編集部:2012年1月25日付けで、『東京朝日新聞』1894年10月2日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。
著書・作品名:雑報 ●諸株式の内景気(「中外商業新報」より)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1890年3月1日
著者・作者:
掲載ページなど:2ページ
発行元:中外商業新報