日国友の会



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ジグ

読者カード 項目 2018年06月17日 公開

2018年04月04日 ねじり草さん投稿

用例:靴の踵で拍子をとるのが愛蘭ジグス、飛んだり跳ねたりが軽業式。
『CHOP・SUEY』 1927年 谷譲次
語釈:〔名〕(英 jig)イギリスの民俗舞踊。アイルランドで興った滑稽踊りがエリザベス朝期に宮廷舞踊に取入れられて 16世紀に流行した。 17世紀の中頃にはヨーロッパ大陸でも踊られるようになり,フランスのジグやイタリアのジガといった組舞や輪舞など独自の舞踊を生んだ。普通8分の6拍子か8分の 12拍子で演じられる。 17世紀末には歌と踊りの寄席芸の通称として一般化した。 〈「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」より〉

コメント:項目がなかったので。改造社 1929年。齋藤秀三郎著『熟語本位英和中辞典』には〈Jig【名】一種の快活なる舞踏(すてゝこの類)〉と楽しい訳があります。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに谷譲次の短編『CHOP・SUEY』の初出はプラトン社の月刊誌『女性』の1927年4月号のようです。まだ、照合はしていませんが、取り敢えず、初出年にしておきます。

著書・作品名:CHOP・SUEY

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1927年

著者・作者:谷譲次

掲載ページなど:285ページ〔谷譲次『テキサス無宿』、1975〕

発行元:社会思想社