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てんねんきねんぶつ【天然記念物】

読者カード 語釈 2018年06月17日 公開

2018年04月04日 ねじり草さん投稿

用例:あれは天然記念物だよ。あんな馬鹿は大事にする必要がある
『天然記念物』 1936年 内田百閒
語釈:俗に、本人は無自覚だが、言動が一般の観点からずれ、とぼけていること。また、そのような人。天然。〈cf.『明鏡国語辞典 第二版』「天然惚け」による〉

コメント:俗な用法として。255頁に昭和11年7月、中央公論社から刊行とあります。(昭和11年=1936)

編集部:第2版では、この用法に触れていませんが、さらに用例を集めてみたいところです。

著書・作品名:天然記念物

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1936年

著者・作者:内田百閒

掲載ページなど:107ページ〔内田百閒『有頂天』、1981〕

発行元:旺文社