てんねんきねんぶつ【天然記念物】
読者カード 語釈 2018年06月17日 公開
用例: | あれは天然記念物だよ。あんな馬鹿は大事にする必要がある |
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『天然記念物』 1936年 内田百閒 | |
語釈: | 俗に、本人は無自覚だが、言動が一般の観点からずれ、とぼけていること。また、そのような人。天然。〈cf.『明鏡国語辞典 第二版』「天然惚け」による〉 |
コメント:俗な用法として。255頁に昭和11年7月、中央公論社から刊行とあります。(昭和11年=1936)
編集部:第2版では、この用法に触れていませんが、さらに用例を集めてみたいところです。
著書・作品名:天然記念物
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年
著者・作者:内田百閒
掲載ページなど:107ページ〔内田百閒『有頂天』、1981〕
発行元:旺文社