日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

こくみんさかば【国民酒場】

読者カード 用例 2018年06月19日 公開

2018年04月05日 ねじり草さん投稿

用例:朝七時カラ調練、銃剣術ハ初メテ也。五時終テ経堂国民酒場デ一合。ツカレタ。〈昭和十九年七月九日〉
『敗戦前日記』 1945年 中野重治
語釈:〔名〕第二次世界大戦中、酒類が統制販売制下にあった時に、昭和一九年(一九四四)から特別に許されて酒類を売った大衆酒場。

コメント:1944年7月9日の日記でさかのぼります。

編集部:第2版では、坂口安吾『白痴』(1946)からの例が早いのですが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:敗戦前日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1945年

著者・作者:中野重治

掲載ページなど:536ページ〔中野重治『敗戦前日記』、1994〕

発行元:中央公論社