こくみんさかば【国民酒場】
読者カード 用例 2018年06月19日 公開
用例: | 朝七時カラ調練、銃剣術ハ初メテ也。五時終テ経堂国民酒場デ一合。ツカレタ。〈昭和十九年七月九日〉 |
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『敗戦前日記』 1945年 中野重治 | |
語釈: | 〔名〕第二次世界大戦中、酒類が統制販売制下にあった時に、昭和一九年(一九四四)から特別に許されて酒類を売った大衆酒場。 |
コメント:1944年7月9日の日記でさかのぼります。
編集部:第2版では、坂口安吾『白痴』(1946)からの例が早いのですが、さらに、1年さかのぼることになります。
著書・作品名:敗戦前日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1945年
著者・作者:中野重治
掲載ページなど:536ページ〔中野重治『敗戦前日記』、1994〕
発行元:中央公論社