はらげい【腹芸】
読者カード 用例 2020年01月23日 公開
用例: | 且つ彼か演劇に於ける、精神的作用、心霊的活動に重きを措きたる、必然の結果は。所謂る彼の『腹藝』なるものをして、其発達を逞ふせしめたり。 |
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『第二天然と人(国民叢書)』 1907年4月26日 徳富猪一郎 | |
語釈: | 〔名〕(2)演劇で、役者がしぐさ・せりふを用いず、思い入れで、その扮(ふん)する人物の意中を表現すること。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:2003年11月6日付けで、正岡芸陽『米国見物』(1910)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼります。
著書・作品名:第二天然と人(国民叢書)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年4月26日
著者・作者:徳富猪一郎
掲載ページなど:40ページ
発行元:民友社