日国友の会



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しんせん【神箭】

読者カード 用例 2018年05月14日 公開

2018年05月03日 monoさん投稿

用例:果(はた)せる哉(かな)和君(わぎみ)の神箭(シンセン)、射(い)て斃(たふ)されしは那(かの)虎(とら)ならむ。
『南総里見八犬伝』 1814-42年 曲亭馬琴作、小池藤五郎校訂
語釈:〔名〕神の放った矢。人力をこえた神秘を示す矢。かみや。

コメント:和文例としてはさかのぼると思い、投稿します。

編集部:第2版では、中世の記録文書と辞典からの例と石川淳の小説からの例が引かれていますね。近世の例として補いたいところです。

著書・作品名:南総里見八犬伝

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1814-42年

著者・作者:曲亭馬琴作、小池藤五郎校訂

掲載ページなど:221ページ〔『南総里見八犬伝-八』(岩波文庫)、1990〕

発行元:岩波書店