オンコセルカしょう【—症】
読者カード 項目 2018年07月30日 公開
用例: | オンコセルカ症は、川で発生するブユによって伝播される。〈第一章〉 |
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『空飛ぶ寄生虫』 1996年 藤田紘一郎 | |
語釈: | 〔名〕(英 oncocerciasisの訳語)回旋糸状虫という細長い糸状の線虫、オンコセルカによって起こる風土病。皮下に大きなこぶ状の腫瘤(しゅりゅう)を作り、激しいかゆみと発疹を伴う。幼虫が血管を通って目に至ることもあり、重症になると失明の恐れがある。中南米、アフリカ中央部、アラビア半島で発生。イベルメクチンが有効。川で繁殖するブユによって媒介されることから、「河川盲目症」あるいは「河川失明症」とも呼ばれる。回旋糸状虫症。 〈『デジタル大辞泉』より〉 |
コメント:項目がなかったので。
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:空飛ぶ寄生虫
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1996年
著者・作者:藤田紘一郎
掲載ページなど:38ページ
発行元:講談社