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かわじり【川尻】

読者カード 語釈 2020年02月19日 公開

2018年05月14日 古書人さん投稿

用例:蓋シ河尻以西ノ河流タル極メテ緩流ニシテ海面トハ殆ント高低ノ差ナカルベシ
『原報 ○天然瓦斯並ニ冷泉試験報告(「薬学雑誌」(第180号)より)』 1897年3月26日 熊本 長谷川佐太郎、木下眞三郎
語釈:肥後国(熊本県)緑川の川口に発達した河港で、熊本城下町の外港。地名の初出は1199年(正治1)。河尻荘地頭河尻泰明に招かれた寒巌義尹は河尻大渡橋を架橋、1283年(弘安6)大慈寺を草創。鎌倉時代以来海上交通の要地として栄え、明代の図書編に牙子世六(八代)、達加世(高瀬)などとともに肥後の港の一つとして開懐世利(かはせり)の名が見える。〈以下略〉〔平凡社『世界大百科事典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この地名への言及はありませんね。

著書・作品名:原報 ○天然瓦斯並ニ冷泉試験報告(「薬学雑誌」(第180号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1897年3月26日

著者・作者:熊本 長谷川佐太郎、木下眞三郎

掲載ページなど:211ページ

発行元:日本薬学会