はんようし【反陽子】
読者カード 用例 2018年08月01日 公開
用例: | きみが車にぶっつかるたびに 反陽子の世界とこうしていききができるらしい |
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『雑巾と宝石』 1957年 手塚治虫 | |
語釈: | 〔名〕陽子の反粒子。陽子と同じ質量をもち、負の電荷をもつ素粒子。陽子と衝突すると、両者の質量分に相当するエネルギーを爆発的に発して両者の質量は消失する。一九五四年宇宙線中に発見、五五年、カリフォルニア大学の核破壊装置ベバトロンによって人工的に作られた。アンチプロトン。 |
コメント:2006年8月16日に投稿がありますが同年の文例として。最終頁に昭和32年1月号~12月号「小説サロン」連載とあります。
編集部:末広鉄男さんに、『原子力用語解説』(1957)からの例をご紹介いただいています。
著書・作品名:雑巾と宝石
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1957年
著者・作者:手塚治虫
掲載ページなど:85ページ(『手塚治虫漫画全集258 雑巾と宝石』、1982)
発行元:講談社