そうはつ【創発】
読者カード 項目 2018年06月05日 公開
用例: | 例えば、原子・分子の性質からは予想できない新しい性質が、上位レベルの化合物の段階に出てくることを創発という。化合物は原子・分子の「単純な和」ではなく、上位と下位のレベル間で複雑な相互作用がある。生命も、原子・分子の「単純な和」に還元できない点で創発だし、デザイナーや消費者が生み出す流行現象も創発といえる。 |
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『毎日新聞(東京版朝刊)』 1994年7月18日 | |
語釈: | 〔名〕要素間の局所的な相互作用が全体に影響を与え、その全体が個々の要素に影響を与えることによって、新たな秩序が形成される現象。〔『デジタル大辞泉』@JapanKnowledgeより〕 |
コメント:2版には見出しがない。ちなみに、記事のタイトルは「[世紀末の科学考]その1 人工生命が語る夢/下 「種の盛衰」のドラマ」。
編集部:第2版では立項されませんでした。
著書・作品名:毎日新聞(東京版朝刊)
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1994年7月18日
著者・作者:
掲載ページなど:13ページ
発行元:毎日新聞社