日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ストライキ

読者カード 用例 2018年06月19日 公開

2018年06月08日 尽波満洲男さん投稿

用例:そこで、舞台中の波(なみ)が寄合をして、海はすべて同盟罷工(ストライキ)の事に議決(きめ)た。
『西洋笑府』 1904年10月 和田万吉
語釈:〔名〕(英 strike)(一)〔名〕(1)労働組合の要求が団体交渉によって解決できない場合、闘争の手段として一定期間労働力の提供を停止すること。正常な業務運営に損害を与えることによって労働条件の向上・維持・改善その他の要求を通させようとするもの。憲法と労働法によって保証され、団結権・団体交渉権とともに労働者の基本的権利のひとつとなっているが、公務員・公共企業体職員は法律によってストライキを禁止されている。目的によって政治スト・経済スト・同情スト、形態によってゼネスト・部分スト・時限スト・ハンストなどに分類される。罷業(ひぎょう)。同盟罷業。スト。

コメント:遡ります。

編集部:2006年3月5日付けで、ほり・たくさんに、菊池寛『火華』(1922) からの例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼることになります。

著書・作品名:西洋笑府

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1904年10月

著者・作者:和田万吉

掲載ページなど:58ページ

発行元:吉川弘文館