ストライキ
読者カード 用例 2018年06月19日 公開
用例: | そこで、舞台中の波(なみ)が寄合をして、海はすべて同盟罷工(ストライキ)の事に議決(きめ)た。 |
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『西洋笑府』 1904年10月 和田万吉 | |
語釈: | 〔名〕(英 strike)(一)〔名〕(1)労働組合の要求が団体交渉によって解決できない場合、闘争の手段として一定期間労働力の提供を停止すること。正常な業務運営に損害を与えることによって労働条件の向上・維持・改善その他の要求を通させようとするもの。憲法と労働法によって保証され、団結権・団体交渉権とともに労働者の基本的権利のひとつとなっているが、公務員・公共企業体職員は法律によってストライキを禁止されている。目的によって政治スト・経済スト・同情スト、形態によってゼネスト・部分スト・時限スト・ハンストなどに分類される。罷業(ひぎょう)。同盟罷業。スト。 |
コメント:遡ります。
編集部:2006年3月5日付けで、ほり・たくさんに、菊池寛『火華』(1922) からの例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼることになります。
著書・作品名:西洋笑府
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1904年10月
著者・作者:和田万吉
掲載ページなど:58ページ
発行元:吉川弘文館