こみだれ【小乱】
読者カード 用例 2020年03月25日 公開
用例: | 直刄ヲコノミテ焼也。タヽシ小乱刃モ多シ。 |
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『諸国鍛冶寄(より)』 1614頃か年 深尾四郎右衛門眞継 | |
語釈: | 〔名〕刀剣の刃文の一つ。直刃に交わる乱れの調子が小さいもの。焼幅が小さく複雑な模様になっている。伯耆(ほうき)安綱・真守(さねもり)、三条宗近、粟田口国安などにみられる。新刀では写し以外にみられない。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、『刀剣目利書』(1618)の例が添えられていますが、4年ほどさかのぼることになります。
著書・作品名:諸国鍛冶寄(より)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1614頃か年
著者・作者:深尾四郎右衛門眞継
掲載ページなど:22ページ〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕
発行元:続群書類従完成会