日国友の会



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すやき【素焼】

読者カード 用例 2020年03月28日 公開

2018年06月15日 古書人さん投稿

用例:刄ヲヤカヌ以前ニスヤキヲスルト有。秘事也。
『諸国鍛冶寄(より)』 1614頃か年 深尾四郎右衛門眞継
語釈:〔名〕(1)成型した素地(きじ)を十分に乾燥させ、釉(うわぐすり)をかける前に低温で焼いたもの。土器、器(せっき)のように焼き締められた完成品と、製作過程の一つとして、本焼する前段階として行なった未完成品とがある。しらやき。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、浄瑠璃『生玉心中』(1715か)からの例が早いのですが、さらに、101年ほどさかのぼります。

著書・作品名:諸国鍛冶寄(より)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1614頃か年

著者・作者:深尾四郎右衛門眞継

掲載ページなど:32ページ上段後ろから5行目〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)〕

発行元:続群書類従完成会