やきいれる【焼入】
読者カード 用例 2020年04月01日 公開
用例: | 乱刄ニ地ヘ玉ノ心ニユハシリヲ焼入タリ。 |
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『諸国鍛冶寄』 1614頃年 深尾四郎右衛門眞継 | |
語釈: | 〔他ラ下一〕[文]やきい・る〔他ラ下二〕焼き入れをする。 |
コメント:遡ります
編集部:「やきいれ」の例としてご投稿いただきましたが、「たり」と続くので「やきいれる」の連用形とみなします。2005年2月25日付けで、末広鉄男さんに、稲門山岳会『氷雪の山』(1948)の例をご紹介いただいていますが、334年ほどさかのぼります。
著書・作品名:諸国鍛冶寄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1614頃年
著者・作者:深尾四郎右衛門眞継
掲載ページなど:35ページ下段8行目〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕
発行元:続群書類従完成会