日国友の会



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やきいれる【焼入】

読者カード 用例 2020年04月01日 公開

2018年06月15日 古書人さん投稿

用例:乱刄ニ地ヘ玉ノ心ニユハシリヲ焼入タリ。
『諸国鍛冶寄』 1614頃年 深尾四郎右衛門眞継
語釈:〔他ラ下一〕[文]やきい・る〔他ラ下二〕焼き入れをする。

コメント:遡ります

編集部:「やきいれ」の例としてご投稿いただきましたが、「たり」と続くので「やきいれる」の連用形とみなします。2005年2月25日付けで、末広鉄男さんに、稲門山岳会『氷雪の山』(1948)の例をご紹介いただいていますが、334年ほどさかのぼります。

著書・作品名:諸国鍛冶寄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1614頃年

著者・作者:深尾四郎右衛門眞継

掲載ページなど:35ページ下段8行目〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕

発行元:続群書類従完成会