せいむ【正夢】
読者カード 用例 2020年04月14日 公開
用例: | 正夢。悦夢。愕夢。思夢。喜夢。懐夢。〈謂之六夢〉 |
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『口遊』 970年 藤原為光 | |
語釈: | 〔名〕六夢の一つ。現実の出来事と一致する内容の夢。まさゆめ。 |
コメント:遡ります。但し、解釈は「正夢とは平居自ら夢みるなり」(故事成語大辞典」(明治書院)より)となっています
編集部:第2版では、洒落本と人情本からそれぞれ確例が添えられていますが、ここは読みがなくとも音読みすると考えられるので、さかのぼる例と考えられます。日国2版の「六夢」に解説あり、漢籍は『周礼』が典拠。
著書・作品名:口遊
媒体形式:単行本
刊行年(月日):970年
著者・作者:藤原為光
掲載ページなど:71ページ下段後ろから7行目〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕
発行元:続群書類従完成会