日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

せいむ【正夢】

読者カード 用例 2020年04月14日 公開

2018年06月19日 古書人さん投稿

用例:正夢。悦夢。愕夢。思夢。喜夢。懐夢。〈謂之六夢〉
『口遊』 970年 藤原為光
語釈:〔名〕六夢の一つ。現実の出来事と一致する内容の夢。まさゆめ。

コメント:遡ります。但し、解釈は「正夢とは平居自ら夢みるなり」(故事成語大辞典」(明治書院)より)となっています

編集部:第2版では、洒落本と人情本からそれぞれ確例が添えられていますが、ここは読みがなくとも音読みすると考えられるので、さかのぼる例と考えられます。日国2版の「六夢」に解説あり、漢籍は『周礼』が典拠。

著書・作品名:口遊

媒体形式:単行本

刊行年(月日):970年

著者・作者:藤原為光

掲載ページなど:71ページ下段後ろから7行目〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕

発行元:続群書類従完成会