日国友の会



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しきせい【職制】

読者カード 項目 2020年04月19日 公開

2018年06月20日 古書人さん投稿

用例:第一名例上。第二名例下。第三衞禁。職制。第四戸婚。第五厩庫。檀興。
『口遊』 790年 藤原為光
語釈:「職制律」の略。『大宝律』『養老律』の篇名。職制律なる篇名の初見は隋開皇律。ただし、日本律のそれは唐律に倣ったもの。内容は、一、二の例外を除いて、官吏服務規律違反に対する罰則。本篇における母法の修正は、ほぼ全面にわたっており、唐律三条文が削除せられているほか、監臨官強取猪鹿条のごときは、母法と比較して、その構成要件が大きく修正されている。なお、職制律の名は、明治初年の新律綱領にもみえている。〔cf.吉川弘文館『国史大辞典』@JapanKnowledge"職制律"〕

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。

著書・作品名:口遊

媒体形式:単行本

刊行年(月日):790年

著者・作者:藤原為光

掲載ページなど:79ページ〔「続群書類従 巻第九百二十八」(第32輯上)、1925〕

発行元:続群書類従完成会