コリントゲーム
読者カード 用例 2018年09月12日 公開
用例: | 暮春ノ頃ヨリコリントゲーム流行〈昭和八年十月二十五日〉 |
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『断腸亭日乗』 1933年 永井荷風 | |
語釈: | 〔名〕(商標名Corinth game)球を一個ずつ棒で突き、たくさんの釘を植えて穴をあけたゆるい傾斜の盤上を走らせ、穴へはいった球の多少によって勝負を争う遊戯。 |
コメント:さかのぼります。昭和8年10月25日の日記より。(昭和8年=1933)
編集部:第2版では、深田久彌『津軽の野づら』(1935)からの例が早いのですが、さらに、2年さかのぼることになります。
著書・作品名:断腸亭日乗
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1933年
著者・作者:永井荷風
掲載ページなど:256ページ〔『荷風全集 第二十一巻』、1963〕
発行元:岩波書店