おやしらずば【親不知歯】
読者カード 用例 2018年07月07日 公開
用例: | 俗ニ親不知(ヲヤシラズ)ト云フ最末ノヲクバニシテ年齢三十才前後即才智発達ノトキニ至リ初メテ生ス故ニ智歯トナヅク |
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『養生浅説釈解』 1879年9月 三田利徳 | |
語釈: | 〔名〕ヒトの三二本の歯のうち、最も遅く生える上下左右四本の歯。二〇~二五歳ごろに生えるので、昔は親と死別していることが多いところから、この名がある。第三大臼歯。知歯(ちし)。親知らず。 |
コメント:遡ります。
編集部:2018年5月10日付けで、渡辺良斉著・平賀精次郎補『歯科学 上編』(1890)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、11年さかのぼることになります。
著書・作品名:養生浅説釈解
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1879年9月
著者・作者:三田利徳
掲載ページなど:23丁裏
発行元:静観堂