日国友の会



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セリシン

読者カード 用例 2020年03月21日 公開

2018年07月04日 古書人さん投稿

用例:絹ハ糸ノ儘ニテモ編物或ハ織物或ハ繍物ニナシタル後ニテモ未タ染メサル前ニ「フォルムアルデヒッド」瓦斯ニ触レシムルカ或ハ其稀薄溶液ニ浸タストキハ絹ヲ被包スル絹膠(「セリチン」Sericin)ナル物質熱湯ニ不溶解性トナルナリ
『雑録 ○「フォルムアルデヒッド」ヲ以テ絹ヲ処分シテ得ル効益(「薬学雑誌」(第181号)より)』 1897年3月26日
語釈:〔名〕(英 sericin)蚕の吐く繭糸を構成する硬蛋白質の一種。二本のフィブロイン(絹繊維)を三層におおっているもので、熱湯に溶ける。絹膠(けんこう)。

コメント:遡ります

編集部:2004年5月13日付けで、中島武太郎『実用色彩学』(1907)の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:雑録 ○「フォルムアルデヒッド」ヲ以テ絹ヲ処分シテ得ル効益(「薬学雑誌」(第181号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1897年3月26日

著者・作者:

掲載ページなど:253ページ

発行元:日本薬学会