アップルパイ
読者カード 用例 2018年08月16日 公開
用例: | 第百五等 アツプルパイ 林檎製の燒菓名 成分の品 大林檎六箇第百三等の方にて製したる物一一斤砂糖丁子柚皮の細切 右製方 林檎の皮を去り中の核幷にかたき所を去り一を四割にし菓子皿に入れ其上に砂糖柚皮丁子等を散点し其上に百三等の品を載せて之を蓋の如くにし是を燒くこと一時の三分但一時四分の三なり |
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『西洋料理通 後編附録(卷三)』 1872(壬申冬)年 假名垣魯文編 | |
語釈: | 〔名〕(英 applepie)小麦粉に卵、バターを入れてこねて延ばした皮の間に、砂糖で煮たリンゴを入れて、焼いた洋菓子。 |
コメント:遡ります。
編集部:2003年10月1日付けで、たけGさんに、横井玉子『家庭料理法』(1903)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼることになります。
著書・作品名:西洋料理通 後編附録(卷三)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1872(壬申冬)年
著者・作者:假名垣魯文編
掲載ページなど:18丁裏3行目-19丁表2行目
発行元:萬笈閣