日国友の会

アウフヘーベン

読者カード 用例 2018年10月11日 公開

2018年08月15日 ねじり草さん投稿

用例:その感情は私の統一的理性生活に於てはアウフヘーベンせられるものであることはよく分ってゐます。〈大正十二年七月五日〉
『長田多喜子宛谷川徹三書簡』 1923年 谷川徹三
語釈:〔名〕(ドイツ aufheben 元来、「拾い上げる」「保存する」「中止する」「破棄する」の意)弁証法の基本概念の一つ。「否定する」「たかめる」「保存する」という三つの意味合いを含めて物事についての矛盾や対立をより高次の段階で統一すること。止揚(しよう)。揚棄(ようき)。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、小林多喜二『一九二八・三・一五』(1928)からの例が早いのですが、さらに、5年さかのぼることになります。

著書・作品名:長田多喜子宛谷川徹三書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年

著者・作者:谷川徹三

掲載ページなど:353ページ〔谷川俊太郎編『母の恋文-谷川徹三・多喜子の手紙-』、1997〕

発行元:新潮社