アザレア
読者カード 用例 2018年10月16日 公開
用例: | アザレエやロドダンドロンを美しく組み合せた盛花の籠を真中にして、クウヱエルが二つ向き合せて置いてある。 |
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『普請中』 1910年 森鷗外 | |
語釈: | 〔名〕(英 azalea)《アゼリア・アゼリヤ》ツツジ類の園芸品種の総称。多数の品種があり、一般に、幹は高さ五〇〜七〇センチメートル。葉は長さ二〜五センチメートルの楕円状披針形で表裏に赤褐色の粗毛がある。花は直径五〜一〇センチメートルで、一重咲き、八重咲きのほか、花弁の形にも変化が多い。花の色には白、桃、紫紅色のほか、しぼり、ふく輪などがある。オランダつつじ。学名はAzalea |
コメント:さかのぼります。209頁に明治43年6月「三田文学」とあります。
編集部:第2版では、上林暁『野』(1940)からの例が添えられていますが、さらに、30年さかのぼることになります。
著書・作品名:普請中
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1910年
著者・作者:森鷗外
掲載ページなど:202ページ〔坪内祐三・川本三郎編『明治の文学 第14巻 森鷗外』、2000〕
発行元:筑摩書房