さんりづか【三里塚】
読者カード 用例 2018年11月09日 公開
用例: | 夜に並木君が来て、一晩どまりに三里塚の牧場へ行つた話をした。〈明治四十四年五月二日〉 |
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『明治四十四年当用日記』 1911年 石川啄木 | |
語釈: | 千葉県成田市の地名。明治初期、下総種畜場が開設され、のち宮内庁下総御料牧場として牛馬の改良にあたった。新東京国際空港の中心部にあたる。 |
コメント:2009年6月11日に投稿がありますが、さかのぼります。
編集部:2009年6月11日付けで、古書人さんに、松川二郎『大日本百科全集 名勝温泉案内』(1927)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、16年さかのぼることになります。
著書・作品名:明治四十四年当用日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1911年
著者・作者:石川啄木
掲載ページなど:365ページ〔坪内祐三・松山巖編『明治の文学 第19巻 石川啄木』、2002〕
発行元:筑摩書房