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はいせんカタル【肺尖—】

読者カード 用例 2018年11月09日 公開

2018年09月24日 ねじり草さん投稿

用例:せつ子青山内科の有馬学士の診察をうけ肺尖加答児と診察さる〈明治四十四年七月二十八日〉
『明治四十四年当用日記』 1911年 石川啄木
語釈:〔名〕(カタルはドイツ Katarrh)(2)肺尖部の結核性病変。肺結核の初期症状。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、小林花眠『新しき用語の泉』(1921)からの例が早いのですが、さらに、10年さかのぼることになります。

著書・作品名:明治四十四年当用日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1911年

著者・作者:石川啄木

掲載ページなど:373ページ〔坪内祐三・松山巖編『明治の文学 第19巻 石川啄木』、2002〕

発行元:筑摩書房