日国友の会



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おつねんとんぼ【越年蜻蛉】

読者カード 用例 2018年11月09日 公開

2018年09月25日 ねじり草さん投稿

用例:珍しいことだがトンボにも成虫で越冬するものがある。オツネントンボと呼ばれる地味で枯草色をした小さなイトトンボである。
『どくとるマンボウ昆虫記』 1961年 北杜夫
語釈:〔名〕アオイトトンボ科のトンボ。体長二七ミリメートル、はね二一ミリメートル内外。はねは透明で、やや褐色を帯びる。体は黄褐色で、赤銅色の紋がある。成虫で草木の茂みなどに入って越冬する。春、池沼に産卵し、幼虫は六〜七月に羽化する。各地に分布するが、主に北方に多い。おつねんいととんぼ。学名はSympecma paedisca

コメント:用例がなかったので。

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:どくとるマンボウ昆虫記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1961年

著者・作者:北杜夫

掲載ページなど:20ページ〔北杜夫『どくとるマンボウ昆虫記・どくとるマンボウ小辞典』中央公論社、1977〕

発行元:新潮社