きくすいかみきり【菊吸天牛】
読者カード 用例 2018年11月11日 公開
用例: | 菊をつくっていると、キクスイカミキリがとんできて大切な芽をちょんぎってしまう。 |
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『どくとるマンボウ昆虫記』 1961年 北杜夫 | |
語釈: | 〔名〕カミキリムシ科の甲虫。体長八〜九ミリメートルぐらいで触角もほぼ同長。体は円筒形。黒色で、前胸部の背面に一個の赤い紋がある。成虫は四〜七月ごろ現われ、キクの茎をかんで産卵するのでキクの上部は枯れる。幼虫は茎の中で成育、越冬する。各地に分布。きくすい。きくすいむし。きくむし。学名はPhytoecia rufiventris |
コメント:用例がなかったので。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:どくとるマンボウ昆虫記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1961年
著者・作者:北杜夫
掲載ページなど:127-128ページ〔北杜夫『どくとるマンボウ昆虫記・どくとるマンボウ小辞典』中央公論社、1977〕
発行元:新潮社