日国友の会



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くもまつまきちょう【雲間褄黄蝶】

読者カード 用例 2018年11月11日 公開

2018年09月26日 ねじり草さん投稿

用例:高山蝶のなかでも小天使のようなクモマツマキチョウは、六月ころ島々谷あたりの標高の低い所にも姿をあらわす。
『どくとるマンボウ昆虫記』 1961年 北杜夫
語釈:〔名〕シロチョウ科のチョウ。はねの開張四二ミリメートル内外。はねは白く、うしろばねの裏は全面に暗緑色の網状雲紋があり、雄の前ばねの先半分は美しい橙黄色で、縁と中央前、付け根に小暗色斑がある。年一回発生して、山地帯では四月下旬、高山帯では七月に現われ渓間を飛ぶ。欧亜大陸北部に分布し、日本には、二亜種が本州中部山岳に産する。学名はAnthocharis cardamines

コメント:2010年2月1日に投稿がありますが、さかのぼります。

編集部:ぽんちさんに、芝木好子『黄色い皇帝』(1976)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼることになります。

著書・作品名:どくとるマンボウ昆虫記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1961年

著者・作者:北杜夫

掲載ページなど:97ページ〔北杜夫『どくとるマンボウ昆虫記・どくとるマンボウ小辞典』中央公論社、1977〕

発行元:新潮社