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たいきおせん【大気汚染】

読者カード 用例 2018年10月11日 公開

2018年09月28日 天逆大童さん投稿

用例:往時未た諸工業の發展せざる時に在らは大氣汚染の度劇甚ならす從て衞生上の問題として講究すへき程に世人の注意を喚起せさりしも近年我大阪市は工業地として長足の進歩をなし
『大阪市に於ける大氣汚染の一例〔藥學雜誌 第三百六十五號〕』 1912年7月26日 平山松治
語釈:〔名〕人間生活に有害な大気のよごれ。人工的・自然的原因によって生ずる。自動車の排気ガスに含まれる鉛化合物・一酸化炭素・炭化水素、工業的排出物としての塩素・亜硫酸ガス・硫化水素、また、放射能などによる汚染がある。

コメント:遡ります。

編集部:2006年6月26日付けで、nanyakayaさんに、『大気汚染調査研究報告.第1報』(1958)の例をご紹介いただいていますが、さらに、46年さかのぼることになります。

著書・作品名:大阪市に於ける大氣汚染の一例〔藥學雜誌 第三百六十五號〕

媒体形式:その他

刊行年(月日):1912年7月26日

著者・作者:平山松治

掲載ページなど:683頁7-9行目

発行元:日本藥學會