ドーラン
読者カード 用例 2021年06月05日 公開
用例: | 日本人の容貌と体臭は、アメリカ製のドオランと、チックと、安香水で、完全に塗消されてゐる。 |
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『だいあろをぐ・ものろをぐ―素人はかく観る―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)』 1929年6月1日 青江舜二郎 | |
語釈: | 〔名〕(ドイツ Dohran ドイツ、ドーラン社の製品がよく知られたところから)舞台化粧や映画・テレビの撮影用に用いられる油性の顔料。 |
コメント:僅かですが遡ります
編集部:2018年3月22日付けで、ねじり草さんに、林芙美子『帯広まで』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、6年ほどさかのぼります。
著書・作品名:だいあろをぐ・ものろをぐ―素人はかく観る―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1929年6月1日
著者・作者:青江舜二郎
掲載ページなど:544ページ
発行元:映画評論社