ロング
読者カード 用例 2021年06月09日 公開
用例: | 映画は、先づプロロオグとも言ふべき、運動せる蒸気鉄槌、鋼鉄の熊手、コンクリイト混合機、索引機等に次いでビルディングの鉄骨、舗装されたビルディング、そして急速な移動で、丸ビルのロングから近寫へと、短いオーバラップで接続された動きの多いシインを以て始初まる。 |
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『批評 シナリオの考察―『生ける人形』―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)』 1929年6月1日 吉田 信 | |
語釈: | 〔名〕(英 long)(3)「ロングショット(1)」の略。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、『現代新語辞典』(1931)の例が早いのですが、2年さかのぼります。ちなみに、「ロッグショット⑴」の語釈は「全景がはいる遠距離から撮影すること。遠写し。ロング。」となっています。
著書・作品名:批評 シナリオの考察―『生ける人形』―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1929年6月1日
著者・作者:吉田 信
掲載ページなど:590ページ
発行元:映画評論社