日国友の会



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ロング

読者カード 用例 2021年06月09日 公開

2018年10月02日 古書人さん投稿

用例:映画は、先づプロロオグとも言ふべき、運動せる蒸気鉄槌、鋼鉄の熊手、コンクリイト混合機、索引機等に次いでビルディングの鉄骨、舗装されたビルディング、そして急速な移動で、丸ビルのロングから近寫へと、短いオーバラップで接続された動きの多いシインを以て始初まる。
『批評 シナリオの考察―『生ける人形』―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)』 1929年6月1日 吉田 信
語釈:〔名〕(英 long)(3)「ロングショット(1)」の略。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『現代新語辞典』(1931)の例が早いのですが、2年さかのぼります。ちなみに、「ロッグショット⑴」の語釈は「全景がはいる遠距離から撮影すること。遠写し。ロング。」となっています。

著書・作品名:批評 シナリオの考察―『生ける人形』―(「映画評論 現代映画研究」(第6巻6号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1929年6月1日

著者・作者:吉田 信

掲載ページなど:590ページ

発行元:映画評論社