日国友の会



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せってん【接点・切点】

読者カード 用例 2021年06月21日 公開

2018年10月06日 古書人さん投稿

用例:発聲映画は単純に音プラス無音映画ではなく(stummer Film plus Ton)其の生命 Lebendigkeit と合法性 Gesetzmaesigkeit とが画面と音聲との切点の上に始まるところの、根本的に新たなるものである。
『映画技術の研究 1 発聲映画の製作(「映画評論 映画技術研究号」(第7巻1号)より)』 1929年7月1日 ヴルタア・ルットマン
語釈:〔名〕(2)二つの物事が接する点。異なる物事が一致する点。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、中村光夫『芸術は人間に必要か』(1956)の例が早いのですが、さらに、27年さかのぼります。ちなみに、この (2)の意味の用例は3例ありますが、いずれも「接点」の表記になっています。

著書・作品名:映画技術の研究 1 発聲映画の製作(「映画評論 映画技術研究号」(第7巻1号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1929年7月1日

著者・作者:ヴルタア・ルットマン

掲載ページなど:25ページ

発行元:映画評論社