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せいきせつ【生気説】

読者カード 用例 2018年11月27日 公開

2018年10月08日 ねじり草さん投稿

用例:生物学に於ける「機械論」と「生気説」との対立である。
『イデオロギー概論』 1932年 戸坂潤
語釈:〔名〕生命現象は物質的要因と自然法則だけによっては説明できず、それとは原理的に別の独自の要因が必要であるとする説。古く、アリストテレスは霊魂説によってそれを秩序立てた。一七世紀に生命機械説が唱えられてから、それと対立して一部の生理学者や哲学者が種々の生気論を提唱。活力説。生気論。

コメント:2010年6月10日に投稿がありますが、さかのぼります。

編集部:古書人さんに、拓殖秀臣・谷田専治・永野為武『生物学辞典』(1937)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼることになります。

著書・作品名:イデオロギー概論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年

著者・作者:戸坂潤

掲載ページなど:144ページ〔『戸坂潤全集 第二巻』、1966〕

発行元:勁草書房