ドクサ
読者カード 用例 2018年11月29日 公開
用例: | ギリシア古典に於ける「ドクサ」は丁度そう云った常識に就いての哲学的概念の初歩のもので |
---|---|
『日本イデオロギー論』 1935年 戸坂潤 | |
語釈: | 〔名〕(ギリシア doxa)哲学で、真の知識(エピステーメー)に対し、当人にそう思われているにすぎないこと。臆見。思いなし。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、河合栄治郎編『学生と読書』(1938)からの例がそえられていますが、さらに、3年さかのぼることになります。
著書・作品名:日本イデオロギー論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年
著者・作者:戸坂潤
掲載ページなど:251ページ〔『戸坂潤全集 第二巻』、1966〕
発行元:勁草書房