日国友の会



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ドクサ

読者カード 用例 2018年11月29日 公開

2018年10月09日 ねじり草さん投稿

用例:ギリシア古典に於ける「ドクサ」は丁度そう云った常識に就いての哲学的概念の初歩のもので
『日本イデオロギー論』 1935年 戸坂潤
語釈:〔名〕(ギリシア doxa)哲学で、真の知識(エピステーメー)に対し、当人にそう思われているにすぎないこと。臆見。思いなし。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、河合栄治郎編『学生と読書』(1938)からの例がそえられていますが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:日本イデオロギー論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年

著者・作者:戸坂潤

掲載ページなど:251ページ〔『戸坂潤全集 第二巻』、1966〕

発行元:勁草書房