どくせんしほんしゅぎ【独占資本主義】
読者カード 用例 2018年11月29日 公開
用例: | 個人主義は単に、独占資本主義以前の前期資本主義の意識に過ぎなかったことは勿論だ。 |
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『日本イデオロギー論』 1935年 戸坂潤 | |
語釈: | 〔名〕独占資本・金融資本が国民経済を支配している資本主義の発展段階。生産と資本の高度の集積、銀行資本と産業資本の融合、資本輸出が重要な意義を持つ、地球の領土的分割が資本主義的最強国によって完了しているなどの特徴がある。 |
コメント:2008年12月8日に投稿がありますが、さかのぼります。
編集部:末広鉄男さんに、朝日新聞論説委員『準戦時統制経済』(1937)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼることになります。
著書・作品名:日本イデオロギー論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年
著者・作者:戸坂潤
掲載ページなど:312ページ〔『戸坂潤全集 第二巻』、1966〕
発行元:勁草書房