サスペンス
読者カード 用例 2018年12月03日 公開
用例: | 作者の方では自信ありげにハリキッているので、これが非常なサスペンスです。〈昭和18年(1943)2月10日付書簡〉 |
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『井上良夫宛江戸川乱歩書簡』 1943年 江戸川乱歩 | |
語釈: | 〔名〕(英 suspense 「未解決、不安、気がかり」の意)映画、ドラマ、小説などの物語の展開が、観客や読者に与える不安と緊張感。 |
コメント:さかのぼります。227頁に日付あり。
編集部:第2版では、『モダン辞典』(1930)からの例が早いのですが、文例としては大岡昇平『合本俘虜記』(1952)からの例よりも、9年さかのぼることになります。
著書・作品名:井上良夫宛江戸川乱歩書簡
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1943年
著者・作者:江戸川乱歩
掲載ページなど:232ページ〔『江戸川乱歩全集 第二十二巻 わが夢と真実』、1979〕
発行元:講談社