ピントグラス
読者カード 用例 2018年12月07日 公開
用例: | ピントグラス(光沢消用)二十五銭を註文し〈明治三十四年五月廿八日〉 |
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『十千万堂日録』 1901年 尾崎紅葉 | |
語釈: | 〔名〕(オランダ brandpunt glas から)《ピントガラス》写真撮影の際、被写体の影像が感光材料面に焦点を結んでいるかどうかを確かめ、かつ構図なども決めるためのすりガラスの代理焦点面。焦点ガラス。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、桃井鶴夫『アルス新語辞典』(1930)からの例が添えられていますが、さらに、29年さかのぼることになります。
著書・作品名:十千万堂日録
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1901年
著者・作者:尾崎紅葉
掲載ページなど:191ページ〔『紅葉全集 第十一巻』、1995〕
発行元:岩波書店