日国友の会



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えんきんかん【遠近感】

読者カード 用例 2018年11月07日 公開

2018年10月15日 天逆大童さん投稿

用例:寫眞は他の繪畫と同じく、平面の紙の上に、奥行のある風景を寫し出さねばならぬ。空間の廣さも寫し出さねばならぬ。これは明かに暗示による外はない。パースペクチーヴ(遠近感(ヱンキンカン))の應用であつて、構圖は遠近感の硏究もしなければならぬ。
『藝術寫眞と構圖』 1922年6月9日 松山思水(二郎)
語釈:〔名〕奥行きや遠近の距離の違いがはっきり認識できること。また、その感じ。

コメント:遡ります。

編集部:2005年7月10日付けで、末広鉄男さんに、高橋長雄『からだの手帖』(1965)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、43年さかのぼることになります。

著書・作品名:藝術寫眞と構圖

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年6月9日

著者・作者:松山思水(二郎)

掲載ページなど:26頁12行目-27頁3行目

発行元:實業之日本社