日国友の会



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アラック

読者カード 用例 2021年07月23日 公開

2018年10月17日 古書人さん投稿

用例:又若し彼のアラック(印度の酒名)を飲む者もなく偶像を刻作る者もなきに至りしならんにハ余の慰み喜びハ此に過ぐる者なかる可し
『聖フランセスコザベリヨ書翰記 上巻』 1891年11月16日 著作兼発行者 浅井乕八郎
語釈:〔名〕(オランダ arak)「アラキ(阿剌吉)」に同じ。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2016年4月13日付けで、小山哉訳『衛生試験法』(1892)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。ちなみに、「アラキ」の語釈は「(オランダarak )《アラック》江戸時代、オランダから渡来した蒸留酒。アルコールに香気をつけたもの、あるいは、丁子、肉桂、ういきょうなどを焼酎につけたものという。アラキざけ」となっています。

著書・作品名:聖フランセスコザベリヨ書翰記 上巻

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年11月16日

著者・作者:著作兼発行者 浅井乕八郎

掲載ページなど:516ページ7行目

発行元:著作兼発行者 浅井乕八郎