日国友の会



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はり【張】

読者カード 用例 2021年07月23日 公開

2018年10月17日 古書人さん投稿

用例:コエロ、フランセスコ師は貴下等に蝙蝠傘二張(ふたハリ)を贈れり
『聖フランセスコザベリヨ書翰記 上巻』 1891年11月16日 著作兼発行者 浅井乕八郎
語釈:【二】〔接尾〕(2)張って作ったもの、張りめぐらして用いるもの、すなわち、ちょうちん・幕・蚊帳などを数えるのに用いる。

コメント:遡る事例ではありませんが、蝙蝠傘の事例です

編集部:近代の例としては永井荷風『をさめ髪』(1900)よりも9年さかのぼり、蝙蝠傘の例として、また「ふたはり」と読む例としても欲しいところですね。

著書・作品名:聖フランセスコザベリヨ書翰記 上巻

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年11月16日

著者・作者:著作兼発行者 浅井乕八郎

掲載ページなど:527ページ後ろから1行目

発行元:著作兼発行者 浅井乕八郎