タロいも【—芋】
読者カード 用例 2018年12月14日 公開
用例: | タロ芋を供へて彼が祈つたのは、椰子蟹カタツツと蚯蚓ウラヅの祠である。 |
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『南島譚「幸福」』 1942年 中島敦 | |
語釈: | 〔名〕(タロは ポリネシア talo)熱帯地方で、イモあるいはズイキの部分を食用とするテンナンショウ科の多年草植物の総称。太平洋諸島などでは古来、主食として栽培または野生の利用が行なわれてきた重要な食料。日本のサトイモもその一種。 |
コメント:用例がなかったので。281頁に「南島譚」昭和17年11月刊とあります。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:南島譚「幸福」
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1942年
著者・作者:中島敦
掲載ページなど:277ページ〔文藝春秋編『もの食う話』、2015〕
発行元:文藝春秋