日国友の会



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モノトーン

読者カード 用例 2021年07月25日 公開

2018年10月18日 古書人さん投稿

用例:日本映画の如く、色彩の豊富なデコールや衣装を使用する場合には、モノトーングラス(種々の色彩が単色の寫眞にされた時の最後の効果を予め検査する青色の眼鏡〉の研究が進歩するものである。
『映画技術・研究・ ライトの意義と配光の原理(「映画評論 映画批評研究」(第7巻2号)より)』 1929年8月1日 稲垣一穂
語釈:〔名〕(英 monotone)(2)色の配色が、単一色の濃淡・明暗で構成されること。特に、黒、白、グレーなどの無彩色だけで構成されているさま。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2010年3月5日付けで、ぽんちさんに、津島佑子『寵児』(1978)の例をご紹介いただいていますが、さらに、49年さかのぼることになります。

著書・作品名:映画技術・研究・ ライトの意義と配光の原理(「映画評論 映画批評研究」(第7巻2号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1929年8月1日

著者・作者:稲垣一穂

掲載ページなど:158ページ

発行元:映画評論社