のはなしょうぶ【野花菖蒲】
読者カード 用例 2019年01月02日 公開
用例: | 出入口に月見草とノハナショウブを植えて、見栄えのするようにしたつもり。〈昭和四十年六月二十五日〉 |
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『富士日記』 1965年 武田百合子 | |
語釈: | 〔名〕アヤメ科の多年草。各地の山野に生える。ハナショウブの原種。高さ〇・六〜一・二メートル。葉は狭線形、幅狭く、中肋は太くて目立つ。初夏、花茎の頂に紅紫色の花をつける。内花被片三個は直立し、披針形で小さく外花被片と同色。やましょうぶ。どんどばな。学名はIris ensata var. spontanea 《季・夏》 |
コメント:用例がなかったので。
編集部:第2版では、用例が入りませんでした。
著書・作品名:富士日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1965年
著者・作者:武田百合子
掲載ページなど:110ページ〔武田百合子『富士日記(上)』、1997改版〕
発行元:中央公論新社