日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

えんがちょ

読者カード 項目 2023年12月09日 公開

2018年11月01日 ねじり草さん投稿

用例:私「その痛さといったら。おしっこが出ちゃった」主人「汚ねえなあ」私「エンガチョだねえ」〈昭和四十年十二月三十日〉
『富士日記』 1965年 武田百合子
語釈:〔感動〕東京地方で、不浄なものに触れた人を、子供がはやしたてる言葉。語源は不詳。「縁がちょんと切れる」ことからとも「因果な性」の音変化ともいう。〈『デジタル大辞泉』より〉

コメント:2018年5月1日に投稿しましたが、さかのぼる用例がありました。

編集部:河内紀『ベニヤの中から』(1975)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼることになります。

著書・作品名:富士日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1965年

著者・作者:武田百合子

掲載ページなど:249-250ページ〔武田百合子『富士日記(上)』、1997改版〕

発行元:中央公論新社